第十五回 相馬・新地町(5/25)

5月25日

総勢13人!これが今回の支援部隊の人数。15回目にして、大人数での支援活動となりました!

この大人数で何をするかと言うと、3つの任務をそれぞれチームわけして行ないました。一つ目はいつもの定番、イチゴ農園の片付けです。イチゴ農園の片付けにはいつもイチゴ農園の片付けに来ている、南相馬のポニー牧場から来ている佐藤さんを隊長に、二週間前にも参加してくれた知人とその知人の3名。二つ目は、約一ヶ月前のミュージックちゃんこの隊長ガッツ君率いる音楽ライブの保育園はしご。そして最後に昼夜の炊き出し。この3つの任務を3チームに分かれて行なってきました!日中はその3チームが別々に行動をするので、送り迎えで車で行ったり来たり。なんだか自分自身の手足を動かせないもどかしさもありましたが、今までと違って少し大きな動きの一日なので、コーディネートも大事な仕事と相馬市と新地町を走り回りました。

最初にイチゴ農園にイチゴチームを送り、その後炊き出しチームと共に新知町の福田小学校裏の仮設住宅に行きました。到着後、息つく間もなく音楽隊をつれて相馬保育園へ。保育園へ到着すると、心待ちにしてくれていた園児や保育士さん達が温かく迎えてくれました。

そしてお遊戯室へと通され、ガッツ君の美声に合わせてジャンベを叩かせてもらいました。

ガッツ君がステージに上がり、園児達に「みんな元気ですか~?」と挨拶をすると、園児達は遠慮がちに「げんきで~す」と、間髪いれず再び「みんな元気ですか~?」とガッツ君が言うと、さっきよりも大きな声で「げんきで~す!!」と返ってきました。

ライブは大好評で、3曲目には園児たちは立ち上がって手拍子をしながら「笑顔のままで、また会おう♪笑顔のままで、ありがとう♪」と大合唱!!ライブが終わると、今度は園児たちが僕らの為に歌を歌ってくれるというので、園児用の小さいいすに座りながら聴きましたが、ガッツ君をはじめ、同行してくれた女性2名も感極まり、ほろりほろりと涙がこぼれていました。やっぱり音楽の力は凄い!

ライブが終了するとみんなで僕らをお見送りしてくれました、左右に園児たちの花道が作られ、その花道をみんなでハイタッチをしながらゆっくり出口に向かいました。こども達の笑顔は本当にエネルギーのカタマリです!

ライブが終わる頃にはお昼前になっていました。すぐに炊き出しをしている現場に戻り、ライブチームを炊き出しチームに合流してもらい、僕はイチゴチームのお迎え。イチゴチームの今回の作業は、ハウスとハウスの間に溜まったドロドロになった枯れ草の撤去。ハウスの外の作業でしたが、足元がドロドロの泥で手押し車が使えずに、悪戦苦闘していたそうです。お疲れさまです。そんな彼らは午前中で作業は切り上げてもらい、炊き出しチームに合流して全員で炊き出しをしました。

全員が炊き出しの現場に到着したのは12時半、すでに配布は始まっていてそれぞれが自分の出来るところを見つけては阿吽の呼吸で自発的に炊き出しをこなしてくれていました。

今回の炊き出しメニューは、たこ焼き・しょうが焼き、あら汁の3点。どれもこれも大人気で余ったら僕らのお昼にしようかなって思っていたけど、ほぼ完売♪美味しいものを食べて元気になってくれれば、僕らもこれほどうれしいことは無いです。炊き出しもひと段落したところで、天気もいいこともあって、みんな道路にゴロンと寝そべってお昼ねタイム!そんな中、炊き出し中もみんなの休憩中も頑張ってくれていたメンバーもいます。炊き出しをしている仮設住宅の集会場所では2週間前に散髪をしてくれた美容師さんとその知人が2人で散髪をしていてくれました。さらに今回参加の女性2名が足つぼマッサージをしていてくれたのです。どちらも大盛況で、お昼を食べる間もなく夕方の炊き出し前まで散髪とマッサージを頑張ってくれていました。

午後には、ライブチームだけ別行動となり、残りのメンバーは全員で炊き出しチーム。ライブチームはみなと保育園へと向かい、お遊戯室で同じくライブ。保育園によって多少のノリの違いはありましたが、どちらの保育園も大盛り上がり!やらせていただいているこちらのほうが元気を頂いてしまったかんじでした。ライブ終了後、また炊き出しチームに戻り、最後のラストスパート!

夜の炊き出しは、焼き鳥・餃子・焼きサバ・海藻あら汁・お昼に食べれなかった方のためのたこ焼きと言ったメニューです。全て200食分という量なので、それぞれの持ち場でひたすら焼く、焼く、焼くといった感じで、時間が過ぎるのがわかりませんでした。それでも配布が始まると、スタッフのみんなは炊き出しを取りに来てくださった皆さんとの触れ合いを大事に、丁寧にお話をしたり、笑ったりと充実した時間を過ごしていたようです。

一日があっという間でした。機材の片付けが終わったのは夜の8時頃、日帰り支援にしては少しハードなスケジュールでしたが、帰る前にみんなでお茶をのんで一服しているときのみんなの顔は本当にいい顔をしていました。

参加してくれた皆さん、ありがとうございます!!

<現地の声>

・20歳の頃から農家を始めて、今、82歳になる。
 大きな田んぼを持ていたけど、塩で当分使い物にならないけど、
 仮設の目の前の土地を借りて畑をやろうと思っているんです。

・風評被害といわれてますが、昨年収穫したお米まで売れなくって困ってます。

義援金使途内訳

支援物資購入費22,717円
交通費41,626円

購入した支援物資

品目
お菓子

お預かりした支援物資

品目
子供用傘
お菓子
炊き出し材料

音楽ライブ in 相馬保育園

園児のみんなから歌のお返し

炊き出し隊は阿吽の呼吸

200人分は大量です

午後の音楽ライブ in みなと保育園