第十七回 福島県相馬市(6/2)

6月2日

今回も一人旅、大好きな音楽を聴きながら眠気と戦い相馬へと向かいました。今日の作業はイチゴ農園の片付けかと思いきや、昨日大雨が降ってしまってイチゴ農園水没のニュースをフー太郎の森基金代表新妻さんから聞きびっくり。水没って・・・どうにもこうにも作業が出来ないということで、以前浸水家屋のお掃除でお伺いした事のあるお宅の修復作業に行くことになりました。

午前中いっぱい、そちらで作業をしたわけですが、ぜんぜん先に進まない・・・やった作業は泥がしみになってしまったドアのヤスリがけ。電気サンダーでグイーンって削ったのですがなかなか泥のシミは内側まで浸透していてだいぶ削らないと綺麗になりません。でもあまり削り過ぎると下地が出てきてしまうので慎重に慎重を重ねての作業。午前中かかってドア一枚という時間の掛かりようでした。お昼は、お伺いしたお宅でお昼をいただき、午後は1時間だけ作業をしましたが、結果大きなドア一枚と小さなドア一枚の修復しか出来ませんでした。なんか申し訳なかったなと思いましたが、それだけでもお手伝いできたのでよかったです。

その後は何をしたかというと、南相馬のお米農家さんのお話を聞きに行きました。この農家さんは有機農法でお米を作っていて、マメ科の植物を使って除草をしたり、様々な工夫をして今のお米栽培にたどり着いたそうです。お話を聞いていると、放射能汚染の深刻さ、これからの自分達のやるべきことが明確なことが伝わってきました。今年一年は田んぼも畑も耕さないそうです。耕してしまうと地表にある放射性物質が地中深くにまで拡散されてしまうということでした。また、放射性物質を吸収させる植物として大豆のお話を聞きました。大豆の豆自体には放射性物質はたまらないもので、バイオ燃料の原料にするという方法もあるそうです。ただ、茎の部分にはやはり放射性物質は溜まってしまうので、放射性廃棄物はどうしても出てきてしまうとの事でした。

原発事故さえなけれえば・・・

多くの問題は、ただの問題ではなく必ずといっていいほど原発事故の影響が付きまとっています。

今の福島の多くの問題は、この一言につきます。

<現地の声>

・やっと家の隣に転がっている漁船が無くなったわ

・緊急地震速報も気にしなくなってきているな、狼少年みたいにならなければいいけど・・・

・首都圏では被災地ニュースはあんまり取り上げられなくなったんですよね、
 こっちはそれしかやってないですよ。

義援金使途内訳

支援物資購入費11,744円
交通費21,084円

購入した支援物資

品目
らくがき帳
画用紙
シール

お預かりした支援物資

品目
食器類
調理器具
家電
紙おむつ(大人用)
化粧品

慎重に削ります

船の撤去を行っていました

大破した船

水を届けました!