第十八回 福島県相馬市(6/4)

6月4日

3回目の一人旅。もう一人も慣れっこです。相馬に到着すると辺りは深い霧に包まれていて、なんともいえぬ雰囲気が漂っていました。

今日の作業は、再びイチゴ農園の片付け。前回は豪雨の影響で作業が出来ないくらいに畑が冠水してしまっていたと言うことだったので、どうなっているものか・・・と思いきや、前日からの晴天ですっかり作業の出来るようになっていました。今回の作業内容は、ハウス自体は無事に残っているけど作物が全滅だったハウスのビニールはがし。畑に染み込んでいる塩は、雨に当てて塩抜きをしないといつまで経っても塩が抜けないと言うことで、ビニールをはがして骨だけにすると言うことでした。

今回はビニールハウスの中での作業ではないものの、天晴れ!合羽の中のズボンは汗でびっしょり。まるでお漏らしでもしたかのように足にまとわりついて気持ちが悪いくらいです。。。朝靄は晴れるという昔ながらの天気予報はびしっと的中。すごく暑かったけど、休憩に日陰に入ると風はさらっとしていて本当に気持ちが良かったです。午後には別のハウスに移動。このハウスは全く津波被害を受けてはいませんが、中で育てているのは今年作付け分のイチゴの苗。これからの季節は日差しが強くなるので、このハウスに目の粗い網を掛けて日差しを和らげます。実際農家さんも放射能のことは僕らより真剣に気にしていて、「今年の秋の作付けはどうなんだろう」と全く先の見えない原発問題に不安を抱えていました。

今日の作業はここまでですが、ビニールはがしをしていると緑色のものが右から左から飛び出してきます。僕の大好きな「かえる」です。太陽の照りつけるこんなところにいたら干からびるぞ!なんて忠告しつつのイチゴ農園でした。

夕方には、保育園に水を届けました。毎回メダルを頂いていますが、今までのくまさんから今度はゾウさんになっていました!保育園を尋ねるたびに勲章をもらってしまい、どんどん勲章が増えていきます。勲章というよりも僕の宝物です♪保育園の後には、もうひと作業。いつもお世話になっているフー太郎の森基金の新妻さんのもうひとつの活動である松川浦の保護の一環として、壊滅的な被害を受けた浦の調査を大学の先生と共に行なうということで、干潟の公園に観察用のテントを張るということです。ドーム型のテントとは違って、骨組みをパズルのように組み立ててはテントを形作っていきました。悪戦苦闘の末、ちゃんとテントを張ることも出来て、今日の相馬支援は終了。

まだまだ先の長い支援活動ですが、カエルと友達になったりと悲惨な状況の中でも楽しみを見つけながら、自分の出来る限りの支援を続けていきます!

<現地の声>

・放射能の影響はどうなんだろうか?今年の秋の作付けはどうしよう・・・

・壊滅してしまった松川浦が、これからどのように自然に戻っていくのか観察するんです。

義援金使途内訳

支援物資購入費0円
交通費17,495円

購入した支援物資

品目
なし

お預かりした支援物資

品目
食器類
調理器具

ビニールをはがして骨だけに

今年作付け分のイチゴの苗

緑の来訪者。イチゴ農園が気になる?

新作!ぞうさんのメダル!

干潟の公園に張った観察用のテント