第二十六回 福島県相馬市(7/20)

7月20日 相馬

台風が近づいています。いつものように深夜1時に出発したものの、途中佐野藤岡インターで雨の為に通行止めの電光掲示板が目に飛び込んできました… 全く雨が降っていないので少し手前のサービスエリアで待機していたのですが、一向に通行止め解除の気配なしなので一般道を使って迂回することにしました。 再び東北道に戻るものの、雨一滴ふっていない。いったいどうなっていることなんだ??佐野インターの料金所所長を問い詰めたところ、 高速道路の通行止め権限は警察なんだそうです。権限と運営が別組織という縦割り、これって今の東北の被災地で復興のレスポンスが悪い理由のひとつと一緒だな。 結局相馬に到着したのは10時間後。普段の走行時間5時間に比べると倍時間が掛かってしまいました。相馬に着くとやっと台風の足音が聞こえてきました。

今回の作業は、ガイガーカウンターを持って、アンケートで放射線計測の希望があるお宅を巡回します。 その際に、食料が必要と言っていたお宅や小さいお子さんがいるお宅にお水を持っていきます。 ガイガーカウンターで計測をすると、大方0.20~0.30μsv、若干高い数値を計測した場所でも0.40μsvくらいでした。この結果を住民に伝えると安堵の様子。 しかしその安堵が僕を不安にしました。なぜならば、通常の自然放射線量は0.05~0.1μsvなのに2倍~8倍の数値を計測していると言うことは、 少なくても通常よりも放射線の影響は大きくなっていると言うこと。数値の計測は今後の指針を決める上でとっても重要な情報ですが、 安心するためだけの情報ではないと思ったからです。

しかしその地で暮らす皆さんが、どういった生活をするのかは皆さんの意思・価値観。僕が「数値がこうだから、こうしたほうがいいですよ」と言うのは筋違い。 なので僕は、その数値がどういう数値なのかを説明するだけにとどめました。 今後の活動の大きな壁になることと思いました。

義援金使途内訳

支援物資購入費9,058円
交通費19,363円

購入した支援物資

品目

お預かりした支援物資

品目
団扇
ハトサブレー
(台風のため今回は写真がありません)