第三十回 福島県相馬市

8月30日 第30回 相馬

今回の復興支援でとうとう30回目となりました。ほぼ半年間、仕事と復興支援という二足のわらじで走ってきましたが、 あっという間な感じもすれば5年くらい続けている感じもします。被災地の皆さんはもっともっとあっという間で長い長い半年だったことでしょう。 さて、今回の支援内容は遊歩道の整備。相馬と言えば松川浦を忘れてはいけないと言うほど松川浦は相馬の観光名所。 この松川浦のお陰で津波の威力も半減され助かった方も多い場所です。その松川浦にある遊歩道には松の倒木をはじめ、ゴミが散乱していたり雑草が伸び放題になっています。 その遊歩道を整備するのですが、8月29日から京都文教大学の学生20名がボランティアでフー太郎の森基金を頼ってやって来ていました。

今回は仕事の休みの関係もあり、3日間相馬に滞在することが出来ました。初日の僕の任務はチェーンソーで倒木をひたすら切り刻むこと。 大学生達は仮設住宅でお花を植える作業に行っているので、午前中は僕一人で孤独な戦いとなりました。最初は順調に倒木を撤去していたのですが、 思いのほかチェーンソーは腕力を使うようで、すぐに握力が半減…15分も裁断作業をしているとチェーンソーを持っている腕がプルプルいいだしてすぐに休憩を余儀なくされました。 午後には学生達が合流して、裁断した木を撤去してくれたりゴミ拾いをしてくれました。台風が近づいているにもかかわらず晴天で気温は30℃を超えていましたが、 みんな汗だくになりながらもがんばってくれました。作業が終わり、本日の締めをした後は、フー太郎の森基金の支援者で、今日の作業にも参加してくださった荒さんのお宅にお世話になることになりました。

8月31日

今日は、朝から学生さん20名、南相馬のポニー牧場から11名、福島県から2名、さらに鎌倉から2名の参加で約40名での作業。 作業内容は昨日と変わらず、倒木の裁断・撤去、ゴミ拾いです。さすがに大人数、午前中であるていどの目処が立ち夕方の作業終了時には、 細かい障害物はあるものの、遊歩道が一周できるまで整備が出来ました。気温は昨日ほどではないものの30℃はあり、まめに水分補給をしながら夕方まで作業をしました。

作業終了後、今回のもうひとつのイベントぬいぐるみキャラバンです!今回のお届け先は、南相馬の保育所です。 前回お届けしたかみまの保育園は公立で、保育園自体が存在していましたが、この保育所は私立のなかよし保育園・北町保育園・よつば保育園が合同で公民館を間借りして臨時開園している保育所です。 ポニー牧場の方3名と一緒にお届けに行きました。こども達はぬいぐるみを見るなり、笑顔になりました。 このこども達が何の不安も無く笑える日を僕達大人が作らなきゃいけないんだな、と思いました。そして本日も荒さん宅にお世話になります。

9月1日

朝から雨が降ったり止んだり。学生達は今日までの予定ですが、天候不良のため午前中はイチゴ農園や津波被害の大きかった地区を視察に行くとの事なので、 荒さんと二人で様子を見ながら現場へと向かいました。昨日までにだいぶ片付いたので、細かい障害物の木の根っこを穿り返して撤去しました。 途中、激しい雨が降ると近くの防空壕へと避難して雨宿り。午後には学生が合流して、ゴミ拾いをしてくれました。

今回の3日間で遊歩道の整備に参加してくれた人数はのべ100人近く。普段の鎌倉組は多くて10人くらい、さすがに人手が多いと大きな事ができるなと思いました。 手伝いに来てくれた皆さん、滞在のお世話をしてくださった荒さん、3日間本当にありがとうございました!! もうすぐ震災から半年が経過しようとしていますが、半年経ったものの復興は始まったばかり、皆で力を合わせてがんばって行きたいと思います。

<現地の声>

・まだお葬式が済んでいない方もいるんです

・子供たちを集めて、復興ビジョンを考えるセミナーを開催します。

義援金使途内訳

支援物資購入費15,828円
交通費26,165円

購入した支援物資

品目
お菓子

お預かりした支援物資

品目
粉ミルク
お米

遊歩道を塞ぐ倒木

チェーンソー作業

倒木撤去後

ぬいぐるみキャラバン

京都文教大学の皆さんと