第三十三回 福島県相馬市

9月21日 第33回 相馬

台風15号の接近する中、ツーランと2人で相馬を目指しました。高速道路に乗り、東京を通過した時点ではまだ雨は降っていませんでしたが、 東北道に入り、運転をツーランに代わってもらった頃から雨が降り始め、宇都宮を通過する頃には土砂降りでした… その後福島西ICに到着するまで雨は降り続きました。新妻さんのお宅に到着すると、新妻さんはこんな天気の中よく来たわね~と。 もちろんです、台風でも雨でも相馬の人々の生活が止まる訳もないんだもの。という気持ちでした。

今回の作業はぬいぐるみキャラバン南相馬編と来月の炊き出しの打ち合わせ。その他雑業ですが、まずは新妻さんの隣に建設中の家の台風対策。 屋根までは出来上がっている建物の中にある資材にブルーシートを掛ける作業で今日の作業は始まりました。 この家を建てている大工さんは宮大工で、ほとんど釘などを使わず、組み木で柱を建ててました。 そんな中、目に飛び込んできたのは手作りの木槌。その木槌には「心」と言う文字が書いてありました。 柱を組込むときに使う木槌、心を込めて一つ一つくみ上げていくんだな、と思いました。そしてその後に発見したもう一個の木槌には「神」の文字!! さすが宮大工さん。心を込めて神が宿るように家を組み上げていくんだなって思いました。 あとで聞いた話ですが、この宮大工さんが作った建物は津波の被害を奇跡的に免れたそうです。 神の存在を感じたストーリです。

その後、南相馬に行き、聖愛保育園へとぬいぐるみを届けに行きました。この保育園は前回の合同保育園のように、 総合研修センターを仮の園舎として借りて臨時開園している保育園で、人数は29名の小さな保育所。 ちょうどお昼時にお邪魔してしまいましたが、快く迎えてくださり、少し交流をした後園児たちとハイタッチをして保育所を後にしました。 午後には相馬に戻り、炊き出しの打ち合わせのために隣町の新地町の仮設住宅に行く予定でしたが、雨足が強くなってきたので明日行くことになりました。 今晩は、先日お世話になった荒さん宅にお世話になり、晩酌を一緒にする約束をしていましたので荒さん宅へ。 ツーランも荒さんとの晩酌を楽しみにしてくれていて、晩酌では山の話、地震の話、これからの日本の話、色々な話をしました。 荒さんありがとうございます。

翌朝、台風はすっかり通過して、雨は全く降っていませんでした。鎌倉ではくろぬまが半壊してしまったり、広域で停電になってしまったと聞き、 今回の台風の被害の多さを知りました。本日は仮設住宅へ行って再来週の炊き出しの打ち合わせです。 日程と人数を確認して、10月5日に炊き出しに行くことになりました。炊き出し隊長は、以前にも大規模炊き出しをしてくださった逗子の学さん。 宜しくお願いします。少しずつ元気を取り戻している被災地ですが、これからが復興の本番。出来るだけ強い絆を作れるように頑張っていきます。

<現地の声>

・ 商売で立ち上がろうという気持ちのある人はいるけど、一人では…という人がいます。これからは自立支援をしていったらいいんじゃないでしょうか。

・ 仮設住宅のエリア一面床下浸水でした…

義援金使途内訳

支援物資購入費16,407円
交通費24,191円

購入した支援物資

品目
お菓子

お預かりした支援物資

品目
なし

心の木槌

神の木槌

ぬいぐるみキャラバン

しばし園児とおはなし