第六回 福島県相馬市(4/16)

4月16日、今回の支援は、浸水したお宅の掃除ということで3名の隊員と共に相馬に行ってきました。相馬に到着し、隊員たちに瓦礫の街を案内していると、犬の散歩をしているおばさんに遭遇し、少しお話を伺いました。なんどもなんども「あの時死んでしまってたらどんなに楽だったか・・・」「生きていてもどうしたらいいのか・・・」と涙を流しながらお話をされていました。正直かける言葉が見つからなかったです。客観的にみて「生き残った人には、まだ役目が残ってるんだ」とか考えるけど、現実を目の当たりにしてその言葉が口になかなか出てこない。それほど自分が考えている事と現実に心に傷をおってしまった方々とが乖離しているということなんです。話を聞いただけで、おばさんは少し気持ちが落ち着いたようで「ありがとう」と言ってくれました。

さて、今回の予定は二軒のお宅の掃除、午前中にはある程度片付いているお宅の家具の洗浄や大きな家具の移動という作業。午後にはまったく手付かずだったお宅の泥かきと庭先の漁具の撤去。松川浦では海苔の養殖が盛んで、その海苔網が広範囲にわたってからまっているのです。今回の作業で一番印象にのこっているのがこの網の撤去。 たくさんの竹に結びつけた網が複雑に絡み合っていて、鎌を使って網を切っては竹を抜き取りまた網を切るという地味な作業。隊員たちは最終的にはこの作業に没頭!みんな良く働いてくれました。来週からは、相馬市の避難所では給食が出るとの事で炊き出しの受付を終了したので、今後の活動は今回の作業のようなお宅の復旧作業になるかと思われます。

<現地の声>

・なんで生き残ってしまったんだろう

・もう何でもありがたいね 物も気持ちも本当にありがたい

・福島は有名になっちゃったね 長崎・広島・福島って

まだまだ沢山の課題が盛だくさんの福島相馬市ですが、コツコツとしかし精一杯活動を続けていきます。

相馬の名物イベント「野馬追い」が開催されることになりました。
復興へむけてがんんばっている皆さんの為に、お時間のある人はぜひ見に行ってください!

義援金使途内訳

支援物資購入費23,481円
交通費18,633円

購入した支援物資

品目
ヤクルト
お菓子
味噌汁
ハンドクリーム
ゴム手袋
ぞうきん
ハエ取り

お預かりした支援物資

品目
水 500ml
水 2L
クッキー

漂流するお土産屋さん

目の前に船が…

船に阻まれて通れません

たまった泥を掻き出します

漁具の撤去